使い慣れたExcel ブックの共有をOffice(365、2016、2019)に表示する方法
2020-01-15 20:53:01Office 2016から共通編集機能が追加されたことでExcelのブック共有機能が校閲タブ(リボン)に表示されなくなりました。でも、使いなれたことでExcelのブック共有機能を使いたい方もいるようです。そして、今回、Excelのブック共有機能をOffice 365、 Office 2016、 Office 2019に表示させる手順を紹介します。
Excel ブックの共有 とは?
ブックの共有とは、複数メンバーでネットワーク上のブックを同時に編集、更新できる機能です。
この、ブックの共有機能は、少人数で頻度低く利用する分には良いのですが、利用する人数が多いとデータを破損することも起こります。そのため、Excel 2016からは、ブックの共有が非推奨となり、代わりに共同編集が推奨される共有機能として提供されるようになりました。
そして、Excel 2016、Excel 2019のリボンに「ブックの共有」というボタンがなくなりました。
その代わりに「共有」機能を使えます。
今回は、どうしても使い慣れたことで「ブックの共有」を利用したいという方に、「ブックの共有」をリボンに表示する方法を紹介します。
「ブックの共有」を表示する方法
Excel アプリを起動します。

「ファイル」をクリックして、「オプション」を選択します。

「Excelのオプション」から「リボンのユーザー設定」をクリックします。
次に、「リボンのユーザー設定」画面で[コマンドの選択]は「リボンにないコマンド」を選んで、表示されたコマンドの一覧から「ブックの共有(レガシ)」を選択します。
最後に、「新しいグループ」をクリックして「追加」をクリックします。すると、「ブックの共有」が追加されました。「OK」をクリックして終了します。

Excelのリボンに「ブックの共有」が表示されました。

Excelの「ブックの共有」と「共有」機能の違いについて
Excel 「ブックの共有」は、制限があり、社内のネットワークに保存されているファイルを編集できますが、Web 用 Excelを使用して編集できないことがあります。
それに対して、「共有」機能はファイルをオンラインで保存する必要があります。
両者の使い方については、次の記事で紹介します。